僕とパチンコの出会い(パチンコ依存症への道)
ブログタイトルについて・・・すみません、超人気ブロガーイケハヤさんのタイトルをパクりました・・・リスペクトということでお許しください。
タイトル通りパチンコは人生を消耗させます。
東京で暮らすことよりも何十倍、何百倍もお金、体力、視力、精神力、時間etc...
数えきれないものを消耗させてしまいます。
僕は今、33歳。
かれこれ10年以上の人生の貴重な時間をパチンコに費やしてきました。
初めてパチンコに出会ったのは大学3年生の時でした。
当時僕は時間を持て余し気味で、暇な時間は自転車に乗り目的もなく、プラプラしているというのが日課でした。
東京に住んでいる僕は高円寺まで自転車で行きました。
尿意を催した僕は、パチンコ屋のトイレに駆け込みました。
客も2~3人くらいしかいないような古びた店内。
トイレをすました僕は、ドアに向かって歩いている途中に悪魔のささやきが聞こえてきました。
「もう、20歳も過ぎたしパチンコでもしてみるか」
たしか財布にはいっていたのは5,000円ほどだったかと思います。
「まあ、2,000円だけやってみよう」
と千円札を小銭へ両替しにいきます。
(当時のパチンコは小銭を投入もしくはカードを販売機にて購入していたかと思います)
500円玉を2枚投入し、玉がなくなりかけたその時、
リーチがかかり、そのまま少し派手な演出が始まり(たしか、ロボットが出てくるパチンコ台でロボットが何者かと戦っていた気がします)
少し経つと数字が3つ揃っていました。
その数字は奇数でいわゆる確率変動になる数字でした。
玉がジャラジャラでてひと箱が満杯になりました。そして次のあたりは偶数で確変終了。2箱のパチンコ玉をおおよそ30分も満たないうちに獲得します。
結局、1,000円を使い、8,000円を手にします。
当時、僕はマクドナルドでアルバイトをしており時給1,000円で働いていました。
わすか、30分足らずで朝の7時から、昼の15時までへとへとになりながら働く稼ぎが手に入りました。
まさしくビギナーズラックというやつです。
今でも、思い返します。
この時に、パチンコ屋のトイレでなくコンビニのトイレを借りていれば・・・
大当たりすることなく、財布の中の5,000円をすべて使い切りパチンコを嫌いになっていれば・・・
まぁ、そんなことを後悔しても仕方がないことだし、遅かれ早かれパチンコには出会っていて、結局は今と同じような人生を歩んでいたことでしょう。
すっかり、パチンコのとりこになった僕は、次の日も自転車に乗ってパチンコ屋に繰り出します。(高円寺の隣の阿佐ヶ谷のパチンコ屋でした)
そこは寂れたパチンコ屋なんかではなく店内アナウンスが常に鳴り響いており、席はほぼ空きがないという状況でした。まさしく繁盛店。
たまたま空いている台に座ります。
カードを販売機で購入し、パチンコ台に入れハンドルをひねります。
ビギナーズラックというものは続くんですね。
しかも今回の出玉は昨日とは比べようにもなりませんでした。
次々に赤い数字がそろっていき、確率変動という文字が長い間続きました。
パチンコ屋の仕組みをあまり理解しておらず、数字がそろうと慌てて満杯になったドル箱を自ら椅子の後ろにおろし、走って空箱をとりにいきました。
結局10箱以上に箱が座席の後ろに積み重なりました。
結局、手元にはたしか50,000円くらいのお金が。
今となってはその50,000円を何に使ったかすら思い出せません。
うきうきの気分で1時間ほど自転車に乗り自宅へ戻ったのを覚えています。
この2日間が完全に僕がパチンコ漬けになったはじまりの2日間でした。